2テサロニケ 2:1-12

「さて兄弟たち。私たちの主イエス・キリストの来臨と、私たちが主のみもとに集められることに関して、あなたがたにお願いします。」(2:1)

2千年前にキリストがこの地にお生まれになられたように、キリストは再び来られます。

しかし、そのことに関して注意する必要があると言います。

愛する皆さん。主の日はもう来たなどといううわさを耳にして、興奮したり、あわてたりしないでください。たとえ、このことについて幻を見たとか、神から特別のお告げを受けたとか言う人が現れても、また、私たちから送られたもののように偽造した手紙を見せられても、信用してはいけません。どんなことを言われても、惑わされたり、だまされたりしないように気をつけなさい。」(2,3節LB)

今も再臨のキリストだと自称する人がいますが、絶対に信用してはいけません。

自分こそ神だと宣言する人を信じてはいけません。(4節)

それは偽キリストです。

2テサロニケ 1:1-12

「その日に主イエスは来て、ご自分の聖徒たちの間であがめられ、信じたすべての者たちの間で感嘆の的となられます。そうです、あなたがたに対する私たちの証しを、あなたがたは信じたのです。」(1:10)

クリスマス、主イエスはみどり子として生まれました。

その時、天使たちは夜空に現れて神を賛美しました。(ルカ2:13)

主イエスが再び来られる時は、

燃える炎の中に、力ある御使いたちとともに天から現れる」(7節)

と言います。

再び来られた主は、その日、ご自分のものであるクリスチャンたちによって、誉れと賞賛とをお受けになります。そして、私たちが伝えた神のことばを信じ抜いたあなたがたは、主と共に生きる者となるのです。」(10節LB)

大事なことは、使徒たちの証であり、使徒たちが伝えた神のことばである聖書の御言葉を信じ抜くことです。

1テサロニケ 5:12-28

「平和の神ご自身が、あなたがたを完全に聖なるものとしてくださいますように。あなたがたの霊、たましい、からだのすべてが、私たちの主イエス・キリストの来臨のときに、責められるところのないものとして保たれていますように。あなたがたを召された方は真実ですから、そのようにしてくださいます。」(5:23,24)

キリストの御降誕を覚えるアドベント(待降節)は、キリストの再臨を覚える時でもあります。

キリストの再臨を意識したパウロの祈りはこれでした。

あなたがたの霊とたましいと体とが、いつも健全で、主イエス・キリストが再び来られる時、少しも非難されない者としてくださいますように。」(LB)

体だけでなく、霊もたましいも健康であることが大切です。

だから聖書は言います。

いつも喜びにあふれていなさい。いつも祈りに励みなさい。どんなことにも感謝しなさい。」(16-18節)

1テサロニケ 5:1-11

「主が私たちのために死んでくださったのは、私たちが、目を覚ましていても眠っていても、主とともに生きるようになるためです。」(5:10)

クリスマスをファースト・アドベント(初臨)と呼び、キリストが再び来られる日をセカンド・アドベント(再臨)と呼びます。

その時は誰にも分かりません。

人々が「平和だ、安全だ」と言っているとき」(3節)、

突然、その日が訪れると言います。

しかしペテロは

あなたがたは暗闇の中にいないので、その日が盗人のようにあなたがたを襲うことはありません。」(4節)

それは、その日が分かるということではなく、いつその日が来ても大丈夫なように生きているからということです。

主とともに生きるようになる」なら、心配する必要はありません。

ですからあなたがたは、現に行っているとおり、互いに励まし合い、互いを高め合いなさい。」(11節)

十二月に入りました

今日からアドベント第二週目。

教会よりはるかに早く世の中はクリスマス一色です。

ここのところ忙しすぎてなかなかこなすことができない「みなとみらい散歩ルーティン」ですが、このシーズン夜は特に幻想的な雰囲気で大好きです。

おすすめのコースは

ランドマークタワークリスマスツリー
      ↓
クイーンズタワークリスマスツリー
      ↓
外に出てクイーンズからマークイズへ
      ↓
マークイズクリスマスツリー
      ↓
マークイズ5階シトラスガーデン
      ↓
マークイズからランドマークへ外歩き

余力があれば赤レンガのクリスマスツリーやイルミネーションも是非。

今年は教会のモチーフが比較的多いので、それを見つけながら歩くのも楽しいですよ。

沢山の「ひかり」が演出されるクリスマス。

まことのひかりとしてこの世に来られたイエス様をたくさんの人に伝えることができるクリスマスシーズンとなりますように。

(小山晶子牧師夫人)

2ペテロ 3:11-18

「このように、これらすべてのものが崩れ去るのだとすれば、あなたがたは、どれほど聖なる敬虔な生き方をしなければならないことでしょう。」(3:11)

クリスマスにイエス・キリストが誕生したように、聖書は明確に、キリストが再び来られることが約束されています。

しかし、聖書の時代からその約束を待つことに疑いを持つ人たちがいました。

その日がまだ来ていないのは、一人でも多くの人が悔い改めに進むことを望んでいるからだと言います。

主の忍耐だと。

しかし主の日は、盗人のように、思いがけない時にやって来ます。その時、天は恐ろしいとどろきと共に消えうせ、天体は焼けて崩れ落ち、地と地上のすべてのものは跡形もなく焼き滅ぼされてしまいます。」(10節LB)

待ち望んでいる私たちに求められていることは、主を待ち望むことと、最高の人生を生きることです。

神の約束を信じ、聖なる敬虔な生き方を心がけることです。

今日は主の日。共に主に礼拝を捧げましょう。

1テサロニケ 4:13-18

「それから、皆さん。クリスチャンが死んだらどうなるか、よく知っておいてほしいのです。

悲しみのあまり取り乱して、何の希望もない人たちと同じようにならないためです。

私たちは、イエスが死んで復活されたことを確かなことと信じています。

ですから、イエスが帰って来られる時、すでに死んで世を去ったすべてのクリスチャンを、神が共に連れて来てくださると信じてよいのです。

私は主から直接聞いたとおりを伝えるのですが、主が再び来られる時、私たちがまだ生きていたとしても、すでに墓の中にいる人たちをさしおいて主にお会いすることは、断じてありません。

主は、大号令と、天使の長の声と、神の召集ラッパの響きと共に天から下って来られます。

その時、まず最初に復活して主にお会いできるのは、すでにこの世を去っているクリスチャンです。

それから、なお生きて地上に残っている私たちが、いっしょに雲に包まれて引き上げられ、空中で主とお会いするのです。

そして、いつまでも主と共に過ごすことになります。

ですから、このことをわきまえて、互いに慰め合い、励まし合いなさい。」(LB)

携挙、空中再臨などと呼ばれている箇所です。この世界の終わりに、クリスチャンを一挙に引き上げられると言います。「このことをわきまえて」一人でも多くの人に福音を伝えていく責任があります。

1テサロニケ 4:1-12

「最後に兄弟たち。主イエスにあってお願いし、また勧めます。あなたがたは、神に喜ばれるためにどのように歩むべきかを私たちから学び、現にそう歩んでいるのですから、ますますそうしてください。」(4:1)

私たちは日々、「神に喜ばれるためにどのように歩むべきか」を学び、そう歩むように心がけることが大切です。

今日の箇所で具体的に言及されていることは情欲におぼれないということです。

現代のポストモダンの価値観は倫理観を狂わせている感じがします。

大事なことは社会の風潮に合わせることではなく、神のみことばに土台することです。

聖書は言います。

私たちが神に召されたのは、汚れた思いや情欲のとりこになったりするためではなく、きよく清潔な生活を送るためです。もし、これらの戒めに従うことを拒むなら、人にではなく、聖霊を与えてくださった神にそむくことになるのです。」(7,8節LB)

1テサロニケ 3:1-13

「そして、あなたがたの心を強めて、私たちの主イエスがご自分のすべての聖徒たちとともに来られるときに、私たちの父である神の御前で、聖であり、責められるところのない者としてくださいますように。アーメン。」(3:13)

キリスト教会の働きはビジネスとは違います。

なぜなら、キリストの再臨、神の御前に立つ日を念頭において活動しているからです。

牧師の心配は、教会員が皆、天の御国に行けることです。

使徒パウロは

主にあって堅く立っていてくれるなら、それだけで、私たちはどんな困難にも耐えていけます。」(8節LB)

と言っていますが、それが正直な気持ちです。

神のみこころは一人も滅びることなくということですから、私たちは一人でも多くの人に福音を伝えます。

イエス様が再び来られる日が近い今、その時まで、一人でも多くの人が救われるように伝えることは、私たちの使命(ミッション)です。

マタイ 24:23-35

「そのとき、人の子のしるしが天に現れます。そのとき、地のすべての部族は胸をたたいて悲しみ、人の子が天の雲のうちに、偉大な力と栄光とともに来るのを見るのです。」(24:30)

イエス・キリストがこの地に生まれたことを覚えるアドベント(待降節)の季節に、イエス・キリストが再び来られるセカンド・アドベント(再臨)を覚えることは大切なことです。

イエス・キリストは再びこの地に来られます。

だからこそ、偽預言者たちに惑わされないように気をつける必要があります。

もし、自分は再臨のキリストだと言う人がいれば、それは偽キリストです。

キリストの再臨は

天の雲のうちに、偉大な力と栄光とともに来る

からです。

イエス様は言われます。

天地は消え去ります。しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。」(35節)

惑わされないためにも、私たちは神の言葉である聖書を学ぶ必要があります。