「どうか教えてください。自分の日を数えることを。そうして私たちに、知恵の心を得させてください。」(90:12)
「山々が生まれる前から、地と世界を、あなたが生み出す前からとこしえから、とこしえまで、あなたは神です。」(2節)
と詩人は歌うように、神は永遠に神です。
しかし、私たち人間は儚い存在です。
「朝、花を咲かせても、移ろい、夕べには、しおれて枯れています。」(6節)
ですから詩人の祈りは明確です。
主への恐れをもって生きる「知恵の心」を得ることです。
もちろん、イエス・キリストを信じる者には永遠のいのちが約束されています。
しかし、この地上においてその日々は限られています。
神のみこころをこの地上で成し遂げることができる時間は限られています。
ですから、そのことを認識し、生きることが勧められています。
詩人は祈ります。
「あなたの奇跡を再び見せてください。あなたが有名な栄光の不思議を、次世代に見せてください。」(16節TPT)