2ペテロ 1:1-11

「神と、私たちの主イエスを知ることによって、恵みと平安が、あなたがたにますます豊かに与えられますように。」(1:2)

ペテロがこの手紙で強調していることは、イエス・キリストを知ることです。

LBではこう訳しています。

あなたがたは、神の恵みと平安をもっと多くいただきたいと願っているでしょう。それなら、イエス・キリストについてもっと深く学んでください。

もちろん、イエス・キリストがどういうお方か、聖書を通してその知識を深めることも大切です。

しかし、それだけでなく、イエス・キリストとの親しい関係を体験する必要があります。

イエス・キリストは、2000年前に存在していたというだけではありません。

死を打ち破ってよみがえられたイエス・キリストは今も生きて働かれています。

イエス・キリストは、単なる概念ではありません。

今、生きておられる現実であり、今も、私たちと出会ってくださるお方です。

4年ぶりのフルメンバー

先週日曜日は長野市民クリスマスコンサートのため長野市に行ってきました。

リラのメンバー全員揃うのは実に4年ぶり。

まさかこんなに長くコロナの影響が続くとは思いませんでした。

練習で歌を合わせることができるのは当日の約一時間だけでしたが、ともに賛美できる喜びでいっぱいでした。

この4年の間にも二人や三人のピックアップメンバーでコンサートを行うことはありましたが、フルメンバーの何がいいって、自分の役割に集中できるところです。

リラの中での私の役割はハイソプラノですが、宮脇と二人でコンサートだったりすると私が主旋律、宮脇がアルトという感じで本来の自分の場所ではないところの音を取らなくてはならず、音域が苦しかったりするのです。

本当に久しぶりに、自分の音域の場所にいることができてとても感謝でした。

なんと来年はリラ結成30周年なのです。

なにかできたらいいね、とメンバーで話し合っています。

こんなささやかな働きを30年間変わらず祝福してくださる神様のすばらしさと恵みを共に感謝し、賛美できるならこんなに嬉しいことはありません。

全ての栄光を主に!

(小山晶子牧師夫人)

ヨハネ 3:22-30

「あの方は盛んになり、私は衰えなければなりません。」(3:30)

クリスマスの本当の主人公はイエス・キリストです。

「マス」はミサという意味です。

「キリストのミサ」がクリスマスの原意です。

サンタマスでもショッピングマスでもありません。

キリストマスでクリスマスです。

バプテスマのヨハネの弟子たちは、人々がヨハネから離れてイエスのところに行くことに懸念を抱きました。

しかし、バプテスマのヨハネは、自分の役割をよく理解していました。

だから彼はイエスを指し示し続けました。

これが、私たちの姿であるべきです。

私たちの役割も人々を自分の方に向けることではなく、キリストの方に向けることです。

私たちの役割はイエスの御名が高く掲げられることです。

イエス・キリストの栄光だけが輝き、私たちの存在は薄れていくことです。

今日は主の日。共に主に礼拝を捧げましょう。

2テサロニケ 3:6-18

「どうか、平和の主ご自身が、どんな時にも、どんな場合にも、あなたがたに平和を与えてくださいますように。どうか、主があなたがたすべてとともにいてくださいますように。」(3:16)

イエス・キリストは「平和の君」として生まれました。

その名はインマヌエルと呼ばれると言います。

その意味は、ともにいてくださる神です。

平和の君は私たちと共におられ、私たちに平和を与えてくださいます。

神の子どもと呼ばれる人は、平和をつくる者です。(マタイ5:9)

聖書の御言葉に従わない人たちに対して注意するようにパウロは厳しい言葉で勧めます。

「もし、この手紙に書いた指示に聞き従わない者がいれば、そのような人には特に注意し、交際しないようにしなさい。自らそのことに気づいて恥じ入らせるためです。しかし、その人を敵視するのではなく、兄弟に対するように忠告しなさい。」(14,15節LB)

大事なのは、「敵とは見なさないで、兄弟として」という点だと思います。

2テサロニケ 2:13-3:5

「ですから兄弟たち。堅く立って、語ったことばであれ手紙であれ、私たちから学んだ教えをしっかりと守りなさい。」(2:15)

「私たちから学んだ教え」とは、使徒たちの教えが収録されている聖書のことです。

いつの時代も、聖書の教えに堅く立ち、しっかりと握る必要があります。

LBは「説教や手紙で伝えた教え」とありますが、私たちは説教であれ、文書であれ、聖書の御言葉を教え続ける責任があります。

だから、パウロは言います。

愛する皆さん。この手紙を書き終えるにあたって、お願いしたいことがあります。どうか、私たちのために祈ってください。主のことばが至る所で急速に広まり、あなたがたのところで起きたと同じように、各地で救われる人が起きるように祈ってください。」(3:1LB)

このクリスマス、聖書の御言葉が広まるために祈ってください。

主は私たちの祈りを用いられます。

2テサロニケ 2:1-12

「さて兄弟たち。私たちの主イエス・キリストの来臨と、私たちが主のみもとに集められることに関して、あなたがたにお願いします。」(2:1)

2千年前にキリストがこの地にお生まれになられたように、キリストは再び来られます。

しかし、そのことに関して注意する必要があると言います。

愛する皆さん。主の日はもう来たなどといううわさを耳にして、興奮したり、あわてたりしないでください。たとえ、このことについて幻を見たとか、神から特別のお告げを受けたとか言う人が現れても、また、私たちから送られたもののように偽造した手紙を見せられても、信用してはいけません。どんなことを言われても、惑わされたり、だまされたりしないように気をつけなさい。」(2,3節LB)

今も再臨のキリストだと自称する人がいますが、絶対に信用してはいけません。

自分こそ神だと宣言する人を信じてはいけません。(4節)

それは偽キリストです。

2テサロニケ 1:1-12

「その日に主イエスは来て、ご自分の聖徒たちの間であがめられ、信じたすべての者たちの間で感嘆の的となられます。そうです、あなたがたに対する私たちの証しを、あなたがたは信じたのです。」(1:10)

クリスマス、主イエスはみどり子として生まれました。

その時、天使たちは夜空に現れて神を賛美しました。(ルカ2:13)

主イエスが再び来られる時は、

燃える炎の中に、力ある御使いたちとともに天から現れる」(7節)

と言います。

再び来られた主は、その日、ご自分のものであるクリスチャンたちによって、誉れと賞賛とをお受けになります。そして、私たちが伝えた神のことばを信じ抜いたあなたがたは、主と共に生きる者となるのです。」(10節LB)

大事なことは、使徒たちの証であり、使徒たちが伝えた神のことばである聖書の御言葉を信じ抜くことです。

1テサロニケ 5:12-28

「平和の神ご自身が、あなたがたを完全に聖なるものとしてくださいますように。あなたがたの霊、たましい、からだのすべてが、私たちの主イエス・キリストの来臨のときに、責められるところのないものとして保たれていますように。あなたがたを召された方は真実ですから、そのようにしてくださいます。」(5:23,24)

キリストの御降誕を覚えるアドベント(待降節)は、キリストの再臨を覚える時でもあります。

キリストの再臨を意識したパウロの祈りはこれでした。

あなたがたの霊とたましいと体とが、いつも健全で、主イエス・キリストが再び来られる時、少しも非難されない者としてくださいますように。」(LB)

体だけでなく、霊もたましいも健康であることが大切です。

だから聖書は言います。

いつも喜びにあふれていなさい。いつも祈りに励みなさい。どんなことにも感謝しなさい。」(16-18節)

1テサロニケ 5:1-11

「主が私たちのために死んでくださったのは、私たちが、目を覚ましていても眠っていても、主とともに生きるようになるためです。」(5:10)

クリスマスをファースト・アドベント(初臨)と呼び、キリストが再び来られる日をセカンド・アドベント(再臨)と呼びます。

その時は誰にも分かりません。

人々が「平和だ、安全だ」と言っているとき」(3節)、

突然、その日が訪れると言います。

しかしペテロは

あなたがたは暗闇の中にいないので、その日が盗人のようにあなたがたを襲うことはありません。」(4節)

それは、その日が分かるということではなく、いつその日が来ても大丈夫なように生きているからということです。

主とともに生きるようになる」なら、心配する必要はありません。

ですからあなたがたは、現に行っているとおり、互いに励まし合い、互いを高め合いなさい。」(11節)

十二月に入りました

今日からアドベント第二週目。

教会よりはるかに早く世の中はクリスマス一色です。

ここのところ忙しすぎてなかなかこなすことができない「みなとみらい散歩ルーティン」ですが、このシーズン夜は特に幻想的な雰囲気で大好きです。

おすすめのコースは

ランドマークタワークリスマスツリー
      ↓
クイーンズタワークリスマスツリー
      ↓
外に出てクイーンズからマークイズへ
      ↓
マークイズクリスマスツリー
      ↓
マークイズ5階シトラスガーデン
      ↓
マークイズからランドマークへ外歩き

余力があれば赤レンガのクリスマスツリーやイルミネーションも是非。

今年は教会のモチーフが比較的多いので、それを見つけながら歩くのも楽しいですよ。

沢山の「ひかり」が演出されるクリスマス。

まことのひかりとしてこの世に来られたイエス様をたくさんの人に伝えることができるクリスマスシーズンとなりますように。

(小山晶子牧師夫人)