私ごとですが

今週、わたしが所属している賛美グループ「リラ」の新しいミニアルバム(6曲入り)が発売されます。

今年は結成30周年の記念の年ということで、いくつかのコンサートや楽譜集の発売も予定しておりこれから年末まではかなり慌ただしくなりそうです。

レコーディングの様子やインタビュー映像などはYoutubeやCGNテレビでも放送されていますので見ていただけたら嬉しいです。

時々礼拝や祈祷会でも賛美している「破れ口に立つ」という曲も収録されていますし、何曲かは長男もバイオリンで参加してくれています。

今はあまりCDを聴かない時代になってしまいましたが音はもちろんのことジャケットの絵や歌詞の位置、写真、曲順に至るまで話し合いや想いを重ねながら作り上げていますので出来る限りCDの形でお手に取っていただければ嬉しいです。

曲ごとに作者のコメントも入っています。

それにしても個性豊かな6人のメンバーが一人も欠けることなく30年も共に活動してくることができたことは神様の奇跡以外の何ものでもありません。

主の御業を賛美し、心からの感謝をお捧げします!

 (小山晶子牧師人)

ビブリオン再開

経験したことのないような猛暑続きだったこの夏。

9月に入りようやく暑さが少し落ち着いたタイミングで、先週木曜日からビブリオンを再開しました。

前回の続きからなのでマルコの福音書13章を読み、学んだのですが「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり」「方々に地震や飢饉が、、、」「この天地は滅びます、、」「戦争や戦争の噂を聞いてもあわててはいけません」等々。

終わりの日に際してのイエス様の言葉は、暑さで眠りかけた頭にハンマーのように衝撃を与えるものでした。

この世の終わりが来るのが早いのかわたしたちの地上での人生の終わりが先なのかはわかりませんが、与えられた役割を果たすことができますようにと祈っています。

きょうは岩渕まことさんと由美子さんをお招きにしての伝道コンサート。

音楽ゲストをお招きするのは本当に久しぶり。

期待と緊張でわたしは少し落ち着きをなくしています(笑)。

この日を備えてくださった神様に感謝。

埼玉から第二礼拝に間に合うよう来てくださる岩渕まことさん由美子さんに感謝。

主の臨在に入るためのパスワードは「ありがとう」! 

(小山晶子牧師人)

100年の時を刻む

関東大震災から今年でちょうど100年。

メモリアルな年ということで特集が組まれ、白黒の写真がカラーで蘇り、より鮮明になった震災の被害の大きさに言葉を失いました。

そのような中でも復興に向かう人々の姿の傍に米国赤十字の多大な協力があったことを初めて知りました。

赤十字社は現在でも災害地や紛争地、貧困の現場で救護活動に尽力していることは有名ですが、その始まりが一人のスイス人クリスチャンであることを恥ずかしながら最近知りました。

「人類は皆兄弟」とは彼の言葉だそうです。

差別と貧困に苦しむ当時フランスの植民地だったアルジェリアの現状に衝撃を受け、農場の支援など多方面で活動しながら宣教にも力を注ぎ、ジュネーブYMCAとYMCA世界同盟を設立し、キリスト教団体の連携協力の基礎を築きました。

弱い立場の人々の側に立つことを生涯を通して貫いた信仰者の姿に、今月末バングラデシュ宣教と支援に向かう4名(小山牧師、嗣音兄、梶山牧師、大塚牧師)の姿を重ねています。

破れ口に立つ尊い働きのため祈りとご支援をどうぞよろしくお願いします。

(小山晶子牧師人)

沸騰化

何をしても暑い。

何もしてなくても暑い。

挨拶の言葉も「暑いですね〜」。

どちらかといえば涼しいはずの新潟も過ごしやすいはずの北海道も危険な暑さとなり、電気代を気にしつつもエアコンを使わざるを得ない日々が続いています。

いつもは屋根裏で寝ていることの多い猫のジョシュもこの夏はわたしとおなじ場所にいることが多く、亀のジェニーは4本ある足を完全に伸ばしきった状態での甲羅干し。

カナダ、ギリシア、スペイン、マウイ島での山火事等々。

国連のグテーレスさんが言ったように地球沸騰化の時代なのでしょうか。

創世記を読むと神様は人間に地球の管理(治めること)を任せていることが記されていますがそれができていない現実を突きつけられている気がします。

小さな自分に一体何ができるだろう?

わたし自身はゴミを減らすことくらいしか思いつきません。

みなさんは何か工夫していることはありますか。

断末魔の叫びのような蝉の合唱を聴きながら、暦の上では立秋も過ぎた超残暑な日々をどう乗り切ろうかと思案しながら過ごしています。

今週も皆さんの体調が守られますよう祈ります。

(小山晶子牧師人) 

岩渕まことさんのこと

 わたしが初めて岩渕まことさんとお会いしたのは今から35年前。

洗練されたギターテクニック、優しい歌声と軽快なトークは思春期で捻くれていたわたしの心に爽やかで穏やかな風を運んでくれました。

あれから岩渕さんとは奉仕の関係で何度か言葉を交わす機会はありましたが、来月9月10日(日)にこの教会に初めてお招きすることができ、伝道コンサートをしていただけることを本当に嬉しく思います。

きょうの礼拝では聖歌以外の全ての賛美を岩渕さんの作品の中から選びました。

わたしたちにどれも馴染みのあるものばかりです。

みなさんできれば、いえ、必ず生の岩渕さんを体験してくださいね!

せっかくの機会、来ないと絶対損すると思います。

賛美はもちろん、映画ドラえもんの主題歌やコマーシャルソングなども手掛けておられますので、きっとコンサートではあんな曲やこんな曲も歌ってくださると思います。

当日は奥様の由美子さんも来てくださり楽しいステージになること間違いなしです。

ご家族やお友達にもお声がけくださり、ちょっと早めのオータムコンサートを一緒に楽しみましょう!!    (小山晶子牧師人)

ニコデモのこと

先週はニコデモのことで頭がいっぱいでした。

教会学校でお話しした箇所ということで、金曜日の祈祷会でも分かち合うためいろいろと関連記事を調べていたことで思い巡らす時間が多かったせいだと思います。

ニコデモはヨハネの福音書に3回名前が登場します。

パリサイ人でユダヤ人議会(サンヘドリン)の一員でもあった人物で、そのことからもイエス様よりもかなり歳が上であったことが推察できます。

ある夜イエス様のところにやってきたニコデモがまだ何も質問していないのにイエス様はこう言われました。

まことに、まことに、あなたに告げます。人は新しく生まれなければ神の国を見ることはできません。(ヨハネの福音書3:3)

自分の力で神様の掟を守ることに限界を感じていたニコデモはイエス様の力ある御業との違いの理由が知りたかったのでしょうか。

考え方や思い込みを変えることは容易ではありませんが、イエス様のもとに聞く耳を持ってやってきたニコデモからわたしたちも謙虚さを学びたいと思います。

それが彼の人生のターニングポイントになった事を心に留めながら。
(小山晶子牧師人)

虫除けスプレー

というタイトルで今回書いた文章がなぜか全て消えてしまい泣く泣く書き直しております。

数時間かけて書いたものだったのちょっとショックです。

ただ、この出来事で一つ思い出したことがあります。

それは母が大学院で学んでいた時のこと。

ずっと教師として現場で働いていた母は2年間休職して大学院で障害児教育の学びをしていました。

ある日母が研究し、数日かけてまとめ上げワープロに打ち込んだ文章をわたしがうっかり消してしまうという大事故が起こりました。

もう、あまりにも申し訳ない出来事で今でもその瞬間の母の顔を覚えているくらいです。

謝るわたしにショックのあまり言葉も出ない母。

しかも責めない。

「ごめんで済んだら警察いらんねん!」とでも言ってくれたら、、、

その後どうやって論文を完成させたのか知る由もありませんが、母は全ての単位をAの評価で大学院前期課程を修了しました。

実はわたしが書き終えた今回の文章、英児先生が作業中に消えてしまったのですが心の狭いわたしは自分のことを棚に上げて彼に謝罪を要求したのでした、、、。     

(小山晶子牧師人)

休符

今週から8月に入ります。

2023年も後半に入り、教会もわたしもトップギアで年末まで駆け抜けるようなイメージです。

9月は岩渕まことさんを招いての伝道コンサート、

対面でのイーストフェロシップデイ、

バングラデシュ宣教、

リラのCD発売。

10月はリラ30周年記念コンサートが複数回、

オープンチャ―チ準備。

11月はオープンチャ―チ、

静岡コンサートツアー、

12月はクリスマスマーケット、

キャンドルサービス等々。

ただ行事をこなすということではなく、一つ一つ主の御心を求めながら丁寧に行なっていくことができるよう祈ります。

皆さまの日々はいかがでしょうか。

忙しさの中に埋没し、神様の御心を求めないまま前に進みそうになる時、楽譜の休符のようにひと呼吸置いて静まることが大切だと思います。

酸素や栄養がないまま走り続けると必ず行き詰まってしまいますから。

地上での限られた時間を今週も有効に用いるとができますように。

(小山晶子牧師人)

KYジーザス

イエスさまはKY(空気が読めない)だと思ったことありませんか?

福音書の様々な場面で「今それを言ったらマズいかも、、、」というイエスさまの発言や態度が頻繁に出てきます。

わたしはそんなイエスさまが嫌いではありません。

わたしも昔から空気を読むのが苦手で散々地雷を踏んできたので、ちょっと親しみさえ感じます。

もっともイエスさまのこの世でのKYは父なる神様の御心をおこなわれているので、単に思ったことをつい口に出してしまうわたしとは全然違うのですが、、、。

言うべきことを言い、やるべき事を行い、弱い立場の人に寄り添うイエスさまの公生涯の記録は、私たちのこの地上での歩み方をよりクリアにするための指針になると思います。

私たちの地上での歩みは思っているより短い。

クリスチャンとして歩む時間は限られています。

鮭が川を上って行くような抵抗を今感じていないとしたら、本当にその歩みが主の御心にかなった歩みであるかどうかを点検してみることが必要かもしれません。

この世の空気を読むことばかり上手にならないように気をつけましょう!

(小山晶子牧師人)

コンサートマスター

コンサートマスター、通称「コンマス」。

 

オーケストラの奏者をとりまとめる職を与えられた人のことで、一般的には第一バイオリンのトップがこの職を担います。

指揮者の指示の細かいニュアンスをボーイング(弓の上げ下げ)を通して伝えたり、楽譜に書く指示を決めたり、かなりの責任と緊張感を必要とする職。

今週土曜日に行われる年に一度のユーオーディアオーケストラコンサートで長男がコンマスに選ばれ、準備に勤しんでいます。

少しづつ世代交代をということだとは思いますが、正直なところわたしは物凄く緊張しています。

かつて何度も受けていたバイオリンコンクールを思い出します。

もう、緊張しすぎて耳が聴こえなくなり、音が遠くの方で鳴っているあの感じ。

少しソロで弾く場所もあるそうです。

本人もわたしも、神様への賛美に集中できるようにぜひお祈りください。

コロナ禍でできなかった会衆賛美「聖なる聖なる聖なる」が今年は復活するそうです!

主の栄光と臨在溢れる時となりますように。

『恥わ我がもの。栄光は主のもの。』

ハレルヤ!   (小山晶子牧師人)

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