「そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵に満ちた、評判の良い人たちを七人選びなさい。その人たちにこの務めを任せることにして、私たちは祈りと、みことばの奉仕に専念します。」(6:3,4)
初代教会には、ヘブル語を使うユダヤ人とギリシア語を使うユダヤ人がいました。
当時の公用語はギリシア語だったその影響が、国際都市となっていたエルサレムの状況が窺い知ることができます。
共同体の運営の難しさは昔も今も変わりません。
教会運営に必要なのは、御霊と知恵に満ちた、評判の良い信徒たちです。
こうして使徒たちは祈りと御言葉の奉仕に専念することができるようになりました。
役割分担がうまくなされた教会は、成長していきました。
ここで選ばれた七人は皆男性ですが、1テモテ3:11にあるように、この奉仕につく女性もいました。(cf. ローマ16:1のケンクレアの教会のフィべも女性)
完全な教会はありません。
助け合い、補い合い、このようにしてキリストの命令を守ることを学びます。