「イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに言います。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできません。」(3:5)
「神の国」と聞くと、現代人はすぐに死後の世界を想像してしまうと思いますが、少なくとも当時のユダヤ人教師、ニコデモは違ったと思います。
ローマ帝国の支配下にあった彼らは神が直接支配する「神の国」を待ち望んでいたからです。
しかしイエス様はエゼキエルの預言を示唆します。
「わたしがきよい水をあなたがたの上に振りかけるそのとき、あなたがたはすべての汚れからきよくなる。わたしはすべての偶像の汚れからあなたがたをきよめ、あなたがたに新しい心を与え、あなたがたのうちに新しい霊を与える。わたしはあなたがたのからだから石の心を取り除き、あなたがたに肉の心を与える。わたしの霊をあなたがたのうちに授けて、わたしの掟に従って歩み、わたしの定めを守り行うようにする。」(エゼキエル36:25-27)