マルコ 5章

「イエスはその話をそばで聞き、会堂司に言われた。「恐れないで、ただ信じていなさい。」」(36節)

「イエスはその話をそばで聞き」という箇所を、口語訳では「その話している言葉を聞き流して」、新改訳二〇一七の脚注では「無視して」と訳しています。

「現実」を直視することは大切なことです。しかし、イエス様は、時として私たちに「超現実」に生きることを求められます。イエス様は、ヤイロの娘が死んでしまった」という報告に対して、「聞こえないふり」をしました。そして、ただ、こう言われました。

恐れてはいけない。ただ、信じ続けなさい!
神の御業を体験するためには、時として「この世の常識」を聞き流して、ただ、イエス様を信頼する必要があります。

不信仰なことばを聞き流し、恐れずに、信仰の言葉、神のみことばに生きていくならば、必ず、神さまの栄光を拝する時が来ます。

見ゆるところによらずして、信仰によりて歩むことができますように。

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