エズラ 1章

「そこで、ユダとベニヤミンの一族のかしらたち、祭司たち、レビ人たち、すなわち、神にその霊を奮い立たされた者はみな、エルサレムにある主の宮を建てるために上って行こうと立ち上がった。」(5節)

バビロンに捕囚されていたイスラエルの民は、生活の基盤ができたバビロンから荒廃したエルサレムに戻る気にはなれませんでした。彼らの託された神殿の再建は、決して容易な仕事ではありませんでした。それでもなお、彼らを突き動かしたのは、「神にその霊を奮い立たされた」と聖書は言います。この世界でキリストのからだである教会を建てあげることも同じような状況だと思います。この世でキリストの教会を建てあげることは聖書が命じていることですが、容易なことではありません。私たちもまた、神様に奮い立たされなければ成し遂げることはできません。彼らはまた六節にあるように物資的な援助、励ましもあったことがわかります。キリストの教会がこの世に建てあげるられるように協力も必要です。

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