詩篇 106篇

「主は幾たびとなく彼らを救い出されたが、彼らは相計らって、逆らい、自分たちの不義の中におぼれた。それでも彼らの叫びを聞かれた時、主は彼らの苦しみに目を留められた。」(43,44節)

106篇にはイスラエルの民のこれまでの歩みがわかりやすく記されています、神を、時には信頼し、時には裏切り、また悔い改めて立ち返る、といった身勝手な振る舞いに、読んでいるこちらのほうが叱責したくなるような内容です。しかし、神を賛美していたかと思えば次の瞬間平気で不平不満をぶつけるその姿は、よく見ると自分自身の人生でもあることに気づきます。客観的に自分の人生を書き出してみるともしかしたらこの106篇と同じような内容になるかもしれません。だからこそ、今日の箇所は大きな慰めです。

「それでもなお、主はその叫びを聞き、その苦境を思いやりました。」(LB)

神のあわれみをおぼえつつ今日も歩んでいきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です