Ⅰ列王記 15章

「アサは主の宮の宝物倉と王宮の宝物倉とに残っていた銀と金をことごとく取って、自分の家来たちの手に渡した。アサ王は、彼らをダマスコに住んでいたアラムの王ヘズヨンの子タブリモンの子ベン・ハダデのもとに遣わして言わせた。」(18節)

 今日の箇所のアサ王の行動に関して、歴代誌第二の方で詳しく記されています。「そのとき、予見者ハナニがユダの王アサのもとに来て、彼に言った。『あなたはアラムの王に拠り頼み、あなたの神、主に拠り頼みませんでした。」(16:7)アサ王のそのような姿勢は、別の箇所にも見られます。「彼の病は重かった。ところが、その病の中でさえ、彼は主を求めることをしないで、逆に医者を求めた。」(Ⅱ歴代誌16:12)医者を求めること、他国に助けを求めること、そのものが悪いという意味ではないと思います。問題は、神に拠り頼もうとしなかったということです。神を認め、神に拠り頼み、神を求めているでしょうか。

「どんな時も、まず、神を拠り頼むことができますように。」

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