Ⅰコリント 3章

「もし、だれかが神の神殿をこわすなら、神がその人を滅ぼされます。神の神殿は聖なるものだからです。あなたがたがその神殿です。」(17節)

パウロははっきりと「神の神殿」は教会のことだと言います。キリスト教信仰は、神との個人的な関係という部分がありますが、「あなたがた」という共同体の部分があります。個人主義は教会ではありません。私たちは互いを必要としています。祈り合う共同体を必要としています。パウロはそしてここで、祈り合う共同体を否定したり、攻撃したりすることに対して警告を発しています。パウロの時代に、ヘブル書10章25節を見ますと、教会に集まることを否定していた人たちがいたことが分かります。パウロは明らかに、教会を建て上げることを否定する人たちを意識して、この警告を発しているのだと思われます。教会を建て上げることを邪魔する人は、神が介入されます。私たちは、教会を建て上げることを大切にしましょう。

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