「だが、おまえたち、イスラエルの山々よ。おまえたちは枝を出し、わたしの民イスラエルのために実を結ぶ。彼らが帰って来るのが近いからだ。」(8節)
預言者は言います。「イスラエルには、良い時代が戻ってくる。」(8節LB)
なぜならば、
「わたしはおまえたちのところに行き、おまえたちのところに向かう。」(9節)
と神が言われるからです。イスラエルの国にとって一番大切なことは、神の臨在でした。神の臨在のある所では、土地は耕され、種が蒔かれ、人は増え、廃墟は建て直されます。ですから神は言われます。
「以前にもまさって、おまえたちを栄えさせる。その時おまえたちは、わたしが神であることを知る。」(11節LB)
神の臨在の中で、その結果、神が与える祝福の中で、私たちは神を体験します。バビロンに捕囚された身であったエゼキエルにとって、これは夢のような話でした。しかし、神に不可能はありません。これが、現実となりました。