エゼキエル 35章

「おまえはいつまでも敵意を抱き、イスラエル人が災難に会うとき、彼らの最後の刑罰の時、彼らを剣に渡した。」(5節)
 
セイル山に住んでいた人々とは、すなわちエサウの子孫、エドム人のことだと考えられます。彼らは、イスラエルの民がエジプトから約束の地に向かう途中でもその道をさえぎり、数々の嫌がらせを行いました。この箇所にも記されているように、イスラエルを憎み続けたのです。それは世代が代わってもなお受け継がれてゆき、ついにはバビロンが南ユダ王国を攻撃した際、その混乱に乗じて多くの痛みをもたらした民族でもありました。彼らの動機は、憎しみ、敵意であり、彼らは徹底的にイスラエル人を苦しめました。結局、彼らの憎しみは、憎む相手だけではなく、自分自身にも破壊をもたらしました。神様は私たちがいつまでも敵意を抱くことはやめなさいと言われます。(エペソ4:26,27参照)

今日は主の日。十字架によって敵意を廃棄されたイエス(同2:15)を礼拝しましょう。

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