使徒 25:13-27

「ただ、彼と言い争っている点は、彼ら自身の宗教に関すること、また死んでしまったイエスという者のことで、そのイエスが生きているとパウロは主張しているのです。」(25:19)

ローマの総督、フェストゥスが理解したパウロの主張は、「イエスが生きている」ということでした。

フェストゥスはそのようにヘロデ・アグリッパ2世に伝えました。

ヘロデ・アグリッパ2世は、二七年ごろに生まれ、ローマで育ったと考えられていますので、イエス様と会ったことはありません。

しかし、ヘロデ一族がイエス様のことを知らないはずがありません。

曽祖父のヘロデ大王は、イエス様が誕生した時に、イエス様の存在を恐れて殺そうとしました。

しかし、「イエスが生きている」という主張を聞いても、ヘロデ・アグリッパ2世は恐れている印象は受けません。

彼は総督に、「私も、その男の話を聞いてみたいものです」(22節)と伝えています。信仰は聞くことから始まります。(ローマ10:17)

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