1サムエル 21:1-9

「祭司は言った。「ご覧ください。あなたがエラの谷で討ち取ったペリシテ人ゴリヤテの剣が、エポデのうしろに布に包んであります。よろしければ、持って行ってください。ここには、それしかありませんから。」ダビデは言った。「それにまさるものはありません。私に下さい。」」(21:9)

サウル王から逃げたダビデはまず、祭司の町にいきました。

そこで、彼は食料と武器を求めます。

そして、ゴリアテを倒した剣を受け取ります。

しかし、皮肉にも、剣を手にしたダビデに不安がつきまといます。

榎本師は言います。

「彼の心が神から物に移ったとき、神にではなく、物に平安の根拠を求めたとき、彼は不安のとりこになってしまったのである。」

箴言にこういう箇所があります。

人を恐れると罠にかかる。しかし、主に信頼する者は高い所にかくまわれる。」(29:25)

榎本師は言います。

「しっかりと神により頼もうとするとき、私たちは何ものをも恐れない。しかし、ひとたびその目がこの世の物に移り、ゴリアテのつるぎを『それにまさるものはない』と思うようになるとき、その日私たちは不安のとりこになってしまう。」

※ 今日は東日本大震災から12年。被災地のことを覚えて祈りましょう。

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