「それでも、ご自分を証ししないでおられたのではありません。あなたがたに天からの雨と実りの季節を与え、食物と喜びであなたがたの心を満たすなど、恵みを施しておられたのです。」(14:17)
使徒パウロは聖書を知らない異邦人たちに、このように説明しました。
「過去の時代には、神様は、あらゆる国民がそれぞれ自分勝手な道に進むことを許しておられました。といっても、神のことが全然わからなかったわけではありません。神を思い起こさせるものは、いつでも私たちの周囲にあったのです。たとえば、雨を降らせてくださったのも神ですし、食べ物が不足しないようにと、収穫を与えて、喜びに満たしてくださったのも神なのです。」(16,17節LB)
気候変動、食糧危機などのニュースを見るときに、日々の糧があるということは当たり前のことでないことを私たちは知ることができます。
「日々の糧を与えたもう、恵みのみ神はほむべきかな、アーメン」