「私はいつも主を前にしています。主が私の右におられるので私は揺るがされることがありません。」(16:8)
いつも主を前に置く生き方こそが、私たちの歩みを確かにします。
いつも私たちは何を前に置いているでしょうか。
自分がでしゃばって前を歩こうとしていないでしょうか。
いつも主を自分の前に置くように心がけること、神の国を第一とすることが私たちの人生を揺るぎないものとしていきます。
興味深いことに、ペンテコステの日、ペテロはこの箇所を引用します。
「前に置く」という単語をギリシア語では「前に見る」と訳しています。
それで「わが面前に主を透視せり」(永井訳)という訳もあります。
目の前に立ちはだかる問題が何であれ、常に問題の向こうに主を透かして見ているとダビデが歌ったとペテロは言いました。
いかなる時もその先に主を透かして見る、これが信仰の世界です。
今日は主の日。共に主なる神に礼拝を捧げましょう。