なんということでしょう。
きょうからアドベント(待降節)に突入です。
アドベントとはイエス様のご降誕を待ち望む期間。
毎年のことですが、この世の方が先にクリスマスツリーの点灯式を行っていることに若干嫉妬しながらも雰囲気を楽しませてもらっています。
ローマ帝国の圧政と傀儡王ヘロデの支配という不安定で暗闇の中にいるような時代にイエス様は人となって私たちの間に来てくださいました。
いまもコロナ禍で先が見通せず不安の中にいる私たちに、光を与えてくださっています。
皆さまはエルサレムキャンドルをご存知でしょうか?
両手にすっぽりと入るほどの大きさで色とりどりの絵が描かれています。
ろうそくに火を灯すと真ん中のろうそくが少しずつ溶けて、周りに描かれた絵が光を透かして美しい発色を楽しませてくれるのです。
「わたし」というそれぞれの人生のキャンドルに、イエス様のあたたかい愛の光が灯り、周りにいる方々を優しく照らしてくれるような、そんなアドベントとなりますように。
(小山晶子牧師夫人)