「そしてイエスは言われた。「わたしがまだあなたがたと一緒にいたころ、あなたがたに話したことばはこうです。わたしについて、モーセの律法と預言者たちの書と詩篇に書いてあることは、すべて成就しなければなりません。」」(24:44)
ヘブル語の旧約聖書は三つの部分に分かれています。
モーセの律法(トーラー)と呼ばれる最初の五書。
ヨシュア記から列王記、イザヤ書からマラキ書までの預言者たちの書と呼ばれる預言書。
そして、詩篇に代表されるヨブ記から雅歌の諸書。
つまり、イエス様が言いたかったことは、旧約聖書が指し示しているのはイエス様のことであり、そして、その全てがイエス様にあって成就するということです。
具体的には46節以下でこのように言います。
「次のように書いてあります。『キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、あらゆる国の人々に宣べ伝えられる。』」