「わざわいだ、偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちはミント、イノンド、クミンの十分の一を納めているが、律法の中ではるかに重要なもの、正義とあわれみと誠実をおろそかにしている。十分の一もおろそかにしてはいけないが、これこそしなければならないことだ。」(23:23)
23章は当時の宗教指導者層、律法学者、パリサイ人たちへの批判です。
「偽善の」とあるように、批判点は教えそれ自体ではなく、有言不実行、彼ら自身守らない厳格な律法遵守の強要と人に見せるための行いです。
収入の十分の一を捧げる什一献金は聖書が教える大事な教えです。
献金は信仰生活において大事なことですが、それ以上に教えるべきことは、正義、憐れみ、誠実と言う神の御国の価値観です。
献金をおろそかにしてはいけませんが、献金の話ばかりするよりも、伝えなければならない重要な神の御国のメッセージがあります。
今日は主の日。共に主なる神に礼拝を捧げましょう。