詩篇 47篇

「まことに神は全地の王。巧みな歌でほめ歌を歌え。」(7節)

イスラエルの神は、全地の王であると言います。王が意味することは、次の節にあるように、「神は国々を統べ治めておられる。」ということです。イスラエルの人々は、自己中心的な統治者たちに疲れ果てていました。イスラエルの人々の願いは、神(ヤハウェ)ご自身が統べ治めること、王となられることでした。イザヤ書にこういう箇所があります。

「良い知らせを伝える者の足は山々の上にあって、なんと美しいことよ。平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、救いを告げ知らせ、「あなたの神が王となる。」とシオンに言う者の足は。」(イザヤ52:7)

イエス・キリストが十字架にかかられた時、この預言が成就しました。神は、神の御子を十字架にかかり死ぬことを通して王となりました。復活は、罪と死の支配が打ち破られたことを証明しました。神を王としてほめ歌を歌うことは、まさに、神の御国をこの地に現す大切な方法です。

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