食べたい気持ち

自粛生活はひとまず終わったものの、以前とは違う生活は相変わらず続いています。エスカレーターでは数段前の人と間隔をあけ、入店の際には除菌や検温。隣のカウベルも持ち帰りを始めました。海外への渡航も国内の移動もまだまだ以前のようにはいきません。いろんなことを考え始めるとなんだか寝付けなくなってしまい、仕方ないので「コロナが終わったら食べに行きたいもの」を考えてみました。まずはやっぱり明石焼き。夏なので鱧の梅肉ソースいいなあ。観音屋のチーズケーキ、下村の焼きアナゴ、寿司清のお寿司。考え始めるとおなかがすいてさらに眠れなくなり、そうか、県をまたいだ移動が解除されたら帰省すればいいんだという結論に達しました。
獄中で自由を奪われて過ごしていたパウロは行きたくてもいけない、というもどかしさの中で手紙を書きました。そこまで厳しい監視下にはないにせよ、私たちもその苦しさは体験したのではないかと思います。気持ちを追体験するうえで、今がパウロの獄中書簡(ピリピ、コロサイ、エペソ、ピレモン)を読む良いチャンスかもしれません。    (小山晶子牧師婦人)

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