1テモテ 6章

「私たちは何一つこの世に持って来なかったし、また何一つ持って出ることもできません。」(7節)

「金持ちのまま死ぬのは恥である」

とは、アメリカの実業家、カーネギーの言葉です。彼はその言葉の通り、財産のほとんどを寄付したことで有名です。カーネギーの生き方を見ると金持ちと金銭を愛することには違いがあるように思えます。その違いは今日の箇所にあるように、この世を去る時に、何も持っていけないという現実をどのぐらい認識できているかということだと思います。どんなにこの世で富を得たとしても、この世を去る時には、何も持っていくことはできません。そのように考えるならば、この世で私たちが得る富とは、この世を去るまで神が私たちに管理するように委託したものと言えます。ですから聖書は言います。

「自分の持ち物はすべて神から頂いた物だとわきまえ、困っている人には喜んで分け与えるように教えなさい。」(18節LB)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です