「私は、主のみわざを思い起こそう。まことに、昔からのあなたの奇しいわざを思い起こそう。私は、あなたのなさったすべてのことに思いを巡らし、あなたのみわざを、静かに考えよう。」(11,12節)
信仰生活が冷たいものになってしまうことがあります。どんな素晴らしい奇跡も慣れてしまうことがあります。神との生き生きとした関係を回復するためには、第一に、
聖書の神は今も生きておられる「奇蹟の神」であるということを思い起こす必要があります。
第二に、
神がしてくださったことを思い出すだけでなく、そのことを昼も夜も思い巡らし(黙想し)、口ずさむ必要があります。
そして第三に、
神の御業を心を込めて歌う必要があります。
「静かに考えよう」と訳された言葉は、「歌います」と訳せる言葉です。神の御業を歌うことが、私たちの信仰生活に命を与えることは、教会の歴史を見ても明らかです。賛美の歌が、神の御業を解き放ちます。