Ⅱ列王記 17章

「彼らは今日まで、最初のならわしのとおりに行なっている。彼らは主を恐れているのでもなく、主が、その名をイスラエルと名づけたヤコブの子らに命じたおきてや、定めや、律法や、命令のとおりに行なっているのでもない。」(34節)

17章は北イスラエル王国の滅亡について記されています。神様に背を向け続けた北王国は、アッシリヤ帝国に滅ぼされ、アッシリヤ帝国に連れ去られてしまいます。そしてこの北王国、すなわちサマリアの町々には他国の人々が移住させられました。移住した人々は、神様を礼拝する方法を教えられます。しかしそれは、形式的なものだったことが記録されています。信仰生活も、気をつけないと以前からの風習を踏襲するだけの形式的なものに陥る可能性があります。私たちは神様が何と語られているか、真剣に、神のみことばである聖書に耳を傾ける必要があります。伝統や伝承ではなく、聖書に聞く姿勢が求められています。

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