Ⅰコリント 8章

「知識は人を高ぶらせ、愛は人の徳を建てます。人がもし、何かを知っていると思ったら、その人はまだ知らなければならないほどのことも知ってはいないのです。」(1,2節)

 ある牧師は、この箇所をこうまとめました。「自分は何でも知っているという人は、知らないということを知らない。」情報過多に生きる私たちの問題は、すぐに自分が何でも知っているかのように傲慢になってしまうことです。自分の意見、自分の判断がいつも正しいと思ってしまうのです。しかし、大事なのは愛だと聖書は言います。聖書は愛の優先性を教えています。その良い例が、当時の宗教学者とイエス様のコントラストです。当時の宗教指導者たちは、知識を優先させました。そして、知識をもっていなかった当時の人々を蔑みました。しかしイエス様は、(どんな人よりも知識がありましたが)愛を優先されました。

「主よ、あなたの愛で私を満たしてください。」

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