ローマ 3章

「すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。」(23,24節)

23節を原文は、次のように訳すことができます。

「すべての人は、罪を犯したので、神の栄光に欠けた。」

神は人を神の栄光を反映する存在、「神のかたち」(神のイメージ)として造られました。しかし、罪を犯したことにより、神の栄光を反映することができなくなってしまいました。それで、神は「贖い」を用意されました。イスラエルの民がエジプトの奴隷生活から解放されるために、「贖い」が必要でした。同じように、人は罪と死の奴隷生活から解放されるためには「贖い」が必要でした。それが、イエス・キリストの十字架の死が意味したことです。人は、イエス・キリストの十字架の御業のゆえに自由にされ、イエス・キリストの中で、神の栄光を現す神の民とされます。

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