創世記 29章

「彼女はまたみごもって、男の子を産み、「今度は主をほめたたえよう。」と言った。それゆえ、その子を彼女はユダと名づけた。」(35節)

 ヤコブは父をだまし、兄をだまし、憎まれたため、叔父の家に逃走しました。しかし今度は、ヤコブの方が叔父にだまされてしまいました。まさに、彼は蒔いた種を刈り取ります。(ガラテヤ6:7参照)彼は叔父の次女、ラケルと結婚するために叔父のもとで働きました。しかし、長女のレアと結婚させられてしまいます。ヤコブは結局、両方と結婚します。(注・聖書は一夫多妻制を肯定していません。マタイ19章・Ⅰテモテ3章参照)ここに悲劇が起こりました。レアは、ヤコブに愛されていないことを知り、努力しました。悲劇ですが、その状況の中で彼女が最終的に主をほめたたえる(ユダの意)ことを選ぶ姿に教えられます。このユダの子孫からキリストが生まれます。賛美することを選ぶことから奇跡がもたらされます。

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