イザヤ 33章

 「そこに住む者は、だれも『私は病気だ。』とは言わず、そこに住む民の罪は赦される。」(24節)

ここで言われている「そこ」とは、「神の国」、「天の御国」のことだと思われます。私たちはこの世に生きている限り病気をします。どんなに癒されても、やはり病気をし、死に直面します。そして、病気をするたびに、自分は神ではなく、有限な人間であるということを痛いほど教えられ、謙虚にさせられます。完全な人などこの世には存在しません。しかし、神様はこうおっしゃられました。

「わたしは主、あなたをいやす者である。」(出15:26)

神様は、私たちをいやしてくださるいやし主です。神の国はすでに来ているので、病気はいやされます。しかし、まだ完全ではありません。ですから、死の後の生の後、天の御国で、私たちはみな完全にいやされた状態で永遠に生きます。

「主よ、あなたがいやし主であることを感謝します。」

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