イザヤ 22章

 「さあ、宮廷をつ かさどるあの執事シェブナのところに行け。あなたは自分のために、ここに墓を掘ったが、ここはあなたに何のかかわりがあるのか。ここはあ なたのだれにかかわりがあるのか。高い所に自分の墓を掘り、岩に自分の住まいを刻んで。」(15、16節)

 執事シェブナとは、ヒゼキヤ王の時代に宮廷を管理していた人物です。神様の怒りに対して悔い改めることを せず、宮廷の管理者と言う立場にありながらただ自分の楽しみのために日々を過ごしていた様子が記されています。そして、シェブナが危機感 を持つこともなく自分のためにエルサレムの墓群のなかでも一等地に自らの墓を用意したことに対して、神様は厳しく語っています。興味深い ことにごく最近、シェブナのものと思われる墓が発見されました。私たちの心の中にも、時々シェブナが存在します。他者に対して心を向ける ことは大切です。

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