詩篇 50:16-23

「感謝のいけにえを献げる者はわたしをあがめる。自分の道を正しくする人にわたしは神の救いを見せる。」(50:23)

詩人は十戒に違反していると告発します。

特に、

「盗んではならない。」

「姦淫してはならない。」

「偽りの証言をしてはならない。」

という戒めに違反していると。

イスラエルの民は、口では十戒を暗誦していながらも、実際は、十戒に違反していました。

神はこの現状を黙認することはないと言います。

口先だけの信仰、形式主義者、神を忘れる道徳的悪者を、神は告発し、裁きを下されると言います。

わたしがおまえと等しい者だとおまえは、思っていたのだ。」(21節)

とあるように、神は神であり、人は人であることを、謙遜に認める必要があります。

広い意味で、これは最後の審判に関する警告のようにも聞こえます。

神は言われます。

神を忘れ去った者へ、最後のチャンスを与えよう。」(22節LB)

最後のチャンスはイエス・キリストです。

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