マルコ 13:14-27

「『荒らす忌まわしいもの』が、立ってはならない所に立っているのを見たら─読者はよく理解せよ─ユダヤにいる人たちは山へ逃げなさい。」(13:14)

旧約聖書と新約聖書の間、紀元前168年、シリアのアンティオコス4世はエルサレムを占領し、ギリシア化政策を進めました。

神殿をギリシア化させ、神殿の祭壇に偶像を作りました。

マカバイ記にはこの神殿の祭壇の上に立てた偶像を「荒らす憎むべきもの」(1マカバイ1:54, 6:7)と呼びます。

イエス様は同じようなことが起こると予告しました。

そして、70年にローマ帝国によって滅ぼされることによって「すでに」実現しました。

しかし、この世の終わりにもたらされる出来事は「まだ」これからだと考えられます。

同じように、エルサレムに神殿は再建され、再び注目される時が来ると考えられます。

脅しているわけではありませんが、はっきり言えることは、「その日」が来る前に、イエス・キリストを信じた方が良いということです。

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