マルコ 11-1-10

「もしだれかが、『なぜそんなことをするのか』と言ったら、『主がお入り用なのです。すぐに、またここにお返しします』と言いなさい。」(11:3)

イエス様が「ろばの子」に乗って入城されたことには意味がありました。

ゼカリヤ書9:9にこのような預言があります。

「娘シオンよ、大いに喜べ。娘エルサレムよ、喜び叫べ。見よ、あなたの王があなたのところに来る。義なる者で、勝利を得、柔和な者で、ろばに乗って。雌ろばの子である、ろばに乗って。」

王であるならば、白馬に乗った方がイメージがいいと私たちは考えます。

もちろん、イスラエルに馬がいなかったからではありません。

あえて、同じウマ科の動物でありながら、愚鈍で見ばえのしないろばに、それもろばの子に乗ることを選ばれたのです。

「ちいろば」は、その背にイエス様をお乗せしたがゆえに、前進を放棄することはありません。

人知れず「主のお入用」に生きる「ちいろば」の存在が、神の国をこの地にもたらします。

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