「神の霊がサウルに臨むたびに、ダビデは竪琴を手に取って弾いた。するとサウルは元気を回復して、良くなり、わざわいの霊は彼を離れ去った。」(16:23)
「わざわいをもたらす、神の霊」(15節)
という表現は、矛盾して聞こえます。
これは、「わざわいの霊」も神の許可なく何もできないということです。
ダビデが竪琴を弾くときに、わざわいの霊が離れ去ったのは、主がダビデと共にいたからです。
主の霊がダビデの上に激しく下っていたからです。
神を愛するダビデの竪琴は、神への賛美だったと思われます。
信仰者が奏でる賛美には悪霊を追い出す力があります。
元気を回復する力があります。
日々の生活の中で賛美の歌を流すことは、霊的にも意味があることです。