ローマ 4章

「彼は望み得ない時に望みを抱いて信じ」(4:18)

「望み得ない」という言葉は「παρα」という前置詞がついています。

これは、「反して」「反対に」という意味があります。

ですから、「希望に反して」と訳すことができます。

望めないどころか、反対されているような状況を意味しています。

さらに、この前置詞は、「超えて」(beyond)という意味があります。

「希望を超えて」と訳すことができます。

つまり、アブラハムが「自らの力で望み続けた」というレベルを超えたところでの「希望」という意味です。

LBではこんな訳をしています。

そんな約束はとうてい実現するとは思えなかったにもかかわらず、神を信じました。

状況に絶望し、他者に絶望し、自分にも絶望し、さらに、神にさえも絶望してしまったその先にある「希望を超えた希望」、信心深さや努力を超えたところにある「神の信実」のゆえに、「神の契約の家族として数え入れられる信仰」があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です