「あなたの戒めの道を私に悟らせてください。私があなたの奇しいみわざを語り伝えることができるように。」(119:27)
25節からは「ダレト」(ד)から始まるアルファベットの詩です。
26, 27, 29, 30, 32節は、「デレク(דֶּֽרֶךְ)」(道)という単語から始まります。
日本語で「道」という単語にいろいろな意味があるようにヘブル語の「道」にもいろいろな意味が含まれます。
振る舞いや、生き方も意味します。
キリスト教も「道」(使徒9:2,19:9参照)と呼ばれていました。
イエス様はご自身を定冠詞のついた「道」(ヨハネ14:6)と呼ばれました。
要するに、イエス様に従って歩むことが「あなたの仰せの道を走ります」ということだと思います。
ですから、詩人のように正直に祈る必要があります。
「あなたのお心に従いたいと思うように助けてください。そうすれば私は、あなたのおきてにさらに情熱を傾けることができるでしょう。」(32節LB)