詩篇 115篇

「私たちにではなく、主よ、私たちにではなく、ただあなたの御名に、栄光を帰してください。あなたの恵みとまことのゆえに。」(115:1)

私たちは主の信実の愛とその真実のゆえに、全ての栄光をただ主に帰す姿勢が求められています。

4節から8節まで偶像礼拝の批判が綴られています。

これを造る者も信頼する者もみなこれと同じ。」(8節)とあるように、偶像を作る人も、偶像礼拝する人も、偶像と同じように、「生きた屍に」(月本訳)なると言います。

偶像礼拝の問題の一つは、偶像は物であるということです。

つまり、偶像礼拝の根底にあるのは、物の価値に振り回される、物質主義ということです。

私たちは、見えるものではなく、見えないものに目を留める必要があります。

目に見える偶像ではなく、見えない神、天地を造られた唯一の神を信頼する必要があります。

主を恐れる者たちよ、主に信頼せよ。主こそ助け、また盾。」(11節)

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