九官鳥という鳥をご存知ですか。
カラスを小さくしたような黒い姿で、くちばしはオレンジ、頬と足は鮮やかな黄色が特徴的な鳥です。
わたしは幼いころ両親が共働きだったため日中は知り合いの家に預けられていたのですが、その家で九官鳥を飼っていました。
とにかくよくしゃべる子で「おはよう」「こんにちわー」「ワンワン」など今思えばすべて関西のイントネーションで昼夜問わず話しかけてくるのです。
そんな懐かしい思い出の鳥につい先日遭遇しました。
栄区役所の近く、歩道でしかも四羽も!
あまりにも驚いて運転中なのに二度見してしまい、ルームミラーでも確認したのですが間違いなく九官鳥でした。
なぜ九官鳥がしかも複数匹ここにいるんだろう、、、
九官鳥は繁殖方法が確立していないため一羽20万―40万円するそうです。
いえ、大丈夫です。
わたしは捕まえたりしません。
それにしてもなぜあそこに九官鳥が、、、
謎は深まるばかりですがあの頃の自分を暫し思い出し、いま神様の祝福の中で生かされている幸いを感謝しました。
(小山晶子牧師夫人)