「あなたが受けようとしている苦しみを、何も恐れることはない。見よ。悪魔は試すために、あなたがたのうちのだれかを牢に投げ込もうとしている。あなたがたは十日の間、苦難にあう。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与える。」(2:10)
「十日の間、苦難にあう」という意味は、文字通り十日間ではなくて、特に定まっていない期間を現す時、「長く継続する期間」を表すときに使われました。
しかし同時に、十という数字は終わりがあることも意味します。
私たちは今、このような生活がいつ終るのだろうか、限りなく長く続くように感じているところだと思います。
しかし、イエス様は、私たちの苦しみの先にあるものを見なさいと言うのです。
「しかし、わたしはあなたのために、あなたの信仰がなくならないように祈りました。ですから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」(ルカ22:32)