使徒 18章

「その後、パウロはアテネを去ってコリントに行った。」(18:1)

パウロはギリシア哲学の中心地、アテネを去りコリントに行きました。

その時の様子をこのように説明しています。

兄弟たち。私があなたがたのところに行ったとき、私は、すぐれたことばや知恵を用いて神の奥義を宣べ伝えることはしませんでした。なぜなら私は、あなたがたの間で、イエス・キリスト、しかも十字架につけられたキリストのほかには、何も知るまいと決心していたからです。あなたがたのところに行ったときの私は、弱く、恐れおののいていました。そして、私のことばと私の宣教は、説得力のある知恵のことばによるものではなく、御霊と御力の現れによるものでした。それは、あなたがたの信仰が、人間の知恵によらず、神の力によるものとなるためだったのです。」(1コリント2:1-5)

パウロは哲学者たちとの議論を通して人間の知恵ではなく、神の力ということを学んだのだと思います。

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