エレミヤ書46:1-47:7

「パロがまだガザを打たないうちに、ペリシテ人について、預言者エレミヤにあった主のことば。」(47:1)

ユダの残された民は、どこの国へ行こう、どの国に頼ろうかと探していました。かつては敵であったペリシテ人のもとに助けを求めていこうとしたときに、神はエレミヤを通して、ペリシテも滅びる運命にあることを告げます。ペリシテ人はパレスチナの語源となった民族です。彼らは長く地中海世界において影響力を持っていました。神は私たちが神以外の何かに頼ろうとするとき、その寄りかかろうとしたものを取られることがあります。神だけを頼るように仕向けることがあります。私たちは寄りかかれるような誰かを求めていないでしょうか。頼れるような何かを求めていないでしょうか。そのような人生はもろく、崩れやすいものです。ただ、神を求め、私たちのために命さえも捨ててくださったキリストを信頼し、聖霊の導きと助けに頼って生きていくことができますように。

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