巣作りの極意

教会に巣を建設中のつばめ夫婦。毎日観察していて気付いたことがあります。最初に驚いたことは、すぐには巣作りを始めなかったということ。数日間巣作りはせずに夜になると体を寄せ合って眠っていました。私が気付いてから少なくとも三日間は巣作りを始めていなかったので、おそらく一週間近くかけて住まいの環境をチェックしていたのではないかと思います。生れてくる雛たちのためにできる限り良い環境を、ということなのでしょうか。そしてもう一つ。ツバメは巣作りからひなの巣立ちまでだいたい6週間だそうですが、教会のツバメは巣作り3週目に突入しているということです。しかもまだ完成しそうにありません。調べてみるとツバメにも性格があり、おおざっぱでぐちゃぐちゃな巣を作る子もいれば、几帳面でものすごく丁寧に巣作りする子もいるらしいのです。いつまでたっても完成しないので何となくメスが怒っているように見えるところが何とも愛らしい。神様の創造の業はユーモアのセンスもばっちりで私の心を元気にしてくれています。(小山晶子牧師婦人)

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