「そのとき、イスラエル人はギデオンに言った。『あなたも、あなたのご子息も、あなたの孫も、私たちを治めてください。あなたが私たちをミデヤン人の手から救ったのですから。』しかしギデオンは彼らに言った。『私はあなたがたを治めません。また、私の息子もあなたがたを治めません。主があなたがたを治められます。』」(8:22,23)
イスラエルの人々はギデオンをイスラエルの国の王としようとしました。しかも、世襲制度的な指導体制まで進言しました。しかし、ギデオンは言いました。
「私は王にはならない。息子もそうだ。主があなたがたを治める王だ。」(LB)
人はすぐ人をあがめてしまう傾向があります。しかし、ギデオンは、自分に依存するのではなく神なる主に依存するように言いました。バプテスマのヨハネも同じように、キリストを指し示して、言いました。
「あの方は盛んになり私は衰えなければなりません。」(ヨハネ3:30)
これが主の僕の姿です。