黙示録 6:1-17

「私は見た。見よ。白い馬であった。それに乗っている者は弓を持っていた。彼は冠を与えられ、勝利の上にさらに勝利を得ようとして出て行った。」(6:2)

白い馬というのは、私たちの中でいいイメージがあると思います。実際19章では、イエス・キリストが白い馬に乗って来られます。しかしこの箇所では、この後戦争や飢饉が訪れるということが記されています。ですからこの白い馬に乗っている者は、偽者のキリスト、反キリストのことを指していると考えられます。反キリストと聞くと、キリストに反する存在と考えますが、正確には、キリストのように見せかけ、人々をキリストから離していく存在です。この人物は「弓」を持っていたとあります。エペソ6:16を見ますと、不信仰の火矢を悪魔が放つことが分かります。反キリストは、イエス・キリストに対する信頼を揺るがせようと不信仰の矢を放ちます。ですから聖書は、「信仰の盾を取りなさい」(エペソ6:16)と命じています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です