1コリント 7:1-16

「以上、私の言うところは、容認であって、命令ではありません。」(7:6)

コリント人への手紙は、手紙であり、規則書ではありません。一世紀の地中海沿岸地域の人々が抱えていた問題に対して、ここでパウロは牧会的助言をしています。重要なポイントは、

「一人ひとり神から与えられた自分の賜物があるので、人それぞれの生き方があります。」(7節新改訳二〇一七)

パウロは助言をしつつも、神が与えたライフスタイルが人それぞれにあることも認めています。助言をする側は、神がそれぞれの人生に関わられていることを認めて、自分の助言を押し付けないように気をつける必要があります。助言を聴く側も、神から与えられた自分の賜物があることを認めて、助言に振り回されるのでなく、神のみこころを自ら求める姿勢が必要です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です