Ⅱ歴代誌 2章

「さて、ソロモンは主の名のための宮と自分の王国のための宮殿とを建てようと考えた。」(1節)

  旧約聖書における神殿は、新約聖書の光をあてると三種類の適用ができます。一つは、イエス・キリストのからだという理解です。「イエスはご自分のからだの神殿のことを言われたのである。」(ヨハネ2:21)二つ目は、イエス・キリストを信じる者の、それぞれのからだという理解です。「あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではないことを、知らないのですか。」(Ⅰコリント6:19)三つ目は、教会、キリストを信じる者たちの集まりという理解です。「あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。」(Ⅰコリント3:16)キリストのからだ、信徒の体、教会という光から「神殿」を黙想する時に、神様が私たちに何を語りたいかが見えてきます。いずれにせよ「建てあげる」姿勢が大事です。

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