イザヤ 11章

「この方は主を恐れることを喜び、その目の見るところによってさばかず、その耳の聞くところによって判決を下さず、正義をもってよるべのない者をさばき、公正を持って国の貧しい者のために判決を下し、口のむちで国を打ち、くちびるの息で悪者を殺す。」(3,4節)

この節での『この方』とはその前後の文脈から見てイエス・キリスト(メシヤ)を指していると考えられます。そして、今日示されている箇所は、まさにイエス様がその三年半の公生涯の中で人々に示されたものでした。イエス様は父なる神との時をなによりも喜ばれ、外見や人のうわさで人を裁くことはありませんでした。どんな人にも公正な態度を持ち、一見信仰深そうに見えても、愛もなく自分の正しさで人々を裁いていく人々に対しては厳しい態度で臨まれました。私たちはこのイエス様の姿勢を模範として生きていくことができますように。

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