Ⅰ歴代誌 28章

「それから、ダビデはその子ソロモンに言った。「強く、雄々しく、事を成し遂げなさい。恐れてはならない。おののいてはならない。神である主、私の神が、あなたとともにおられるのだから――。主は、あなたを見放さず、あなたを見捨てず、主の宮の奉仕のすべての仕事を完成させてくださる。」(20節)

 「恐れてはならない」とダビデが言ったのは、ソロモンが恐れていたからだと思われます。どんな人でも指導的な立場を受け継ぐことには恐れが伴うものだと思います。ダビデは根拠なく言ったわけではありません。彼はその根拠を、こう言っています。「神である主、私の神が、あなたとともにおられるのだから」。全知全能の神が共にいるから、恐れる必要はないと言ったのです。神様は私たちを見放さず、見捨てず、完成させてくださるお方です。だから使徒パウロは言いました。「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」(ヘブル12:2)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です