「たきぎがなければ火が消えるように、陰口をたたく者がなければ争いはやむ。」(20節)
アルファのニッキー先生がこんなことを言っています。
「その人がそこに存在しているように誰かについて話そう。」
その人がそこにいたら話せないことを言うことは陰口です。誰かの陰口に耳を傾けていると、その怒りや不満をあたかも自分が体験しているように感じ、結果的に自分も平安をなくしてしまうばかりか、今度はまた別の人にその思いを「分かち合って」しまうという悪循環も起こります。わたしたちはこの陰口の連鎖からどのようにして抜け出せばよいのでしょうか。
「たきぎがなければ火が消える」。
「私は、陰口を聞きたくはありません。」
という姿勢だと思います。陰口は言わない、聞かないという姿勢が、結果的にたきぎを減らすことになります。