詩篇 134篇

「聖所に向かってあなたがたの手を上げ、主をほめたたえよ。」(2節)

「都上りの歌」は、この詩によって完結します。「主の家」で主に仕え、賛美を捧げることがゴールです。それは、牧師になるという意味ではありません。ウェストミンスター小教理問答書にもあるように、

「人のおもな目的は、神の栄光をあらわし、永遠に神を喜ぶことです。」

神に栄光を帰す生き方こそゴールです。神に賛美をささげる方法の一つは、手を上げることです。手を上げる理由は、いろいろあります。私たちが両手を上げる時、それは、降参する時です。ですから、絶対者なる神に降参して、すべてを明け渡すことを象徴して手を上げます。私たちの人生には自分の力ではどうしようもないことがたくさんあります。神の前に両手を上げて、「主よ、臨んでください!」と叫ぶ時、実は、私たちは神を神として認めているのです。両手を上げて、神の栄光をあらわし、神を喜ぶことができますように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です